流す過去、流さない過去 ~インドネシア(堀井)7
今日は仕事先で会った人と、インドネシアの植民地時代について
話す機会があったのでそのことについて。
インドネシアでは高齢の方は日本語を話せる人が多いんです
何故かわかりますか?
答えは、日本語教育を強制されたからです。
日本が第2次世界大戦時代にインドネシアを占領してました。
3年半という短い間やけど。
その人の話によると
日本はオランダに支配されていたインドネシアを助けるふりをして
インドネシアに入り、その後はオランダに代わって自分たちが占領を始めた。
人々は日本軍によって日本語教育を強いられ
日本のために働かされ、打たれ
女性は強姦されたりもしたらしい。
その時代を経験した人たちは今は70~80歳になっていて
もちろん日本を恨んでる人もいる。
でも、じゃあなんでインドネシアの人たちはこんなに親日的なんだろって
不思議に思ってたことを尋ねてみた。
答えは
「私たちは、その出来事は過去のことだって認めてるから」
その話をしてくれた人は、
日本による植民地時代経験者を祖母に持つ人でした。
泣きそうになった。
以前、中国から来たEPと、南京大虐殺に影響を受けた日本と中国の
関係について話したことがあるのですが
中国の主張としては
「日本は自分たちがしたことを認めてない。謝ってない」
これは教育の影響が大きいのでしょう
(日本軍がどれだけひどいことをしたか、ていうビデオがわんさかあるらしい)
人間って、嫌われると自分も相手のことを嫌いになるようにできているらしく
だから日本人も中国に対してあまり良いイメージを持っていないように思います。
これって悪循環だと思いませんか。
たしかに私たちの先祖は中国に対してひどいことをした。
それは認めます。
でも今の私たちにはその過去を変えることはできない。
悔やむことしかできない。
話をインドネシアと日本の関係に戻して
中国と日本の関係と違うのはここだと思うのです。
インドネシアの人々は
今の私たちは、過去の占領時代の日本人とは違うことを理解してくれてる。
この話になるといつも
「It’s a history.」
という言葉をかけてくれます。
そこから好循環がうまれてるのです
中国の話を出して比較してしまって申し訳ない^^;
でも何故話に出したかというと
インドネシアの寛容さがどれだけ2国間の関係を助けているか、
わかってもらいたかったから。
それに私は世界の歴史に詳しくないし
言ってしまえばかなりの無知野郎やし
(なんか間違ってるとことか追加情報があれば教えてください。
もっと知りたくてインドネシアの日本植民地時代についてネットで
調べたんやけど、なかなか信用できそうな資料が見つからなくって。
そもそもこれについての情報が少ない)
でもこの話で何が言いたかったかっていうと
“過去を水に流す”
ってことがいかに難しくて
いかに有益なことか
ってこと。
歴史って、歴史から学んだことを現在に活かすためにあると思うのね。
「We don’t look back at the past.We have to go toward the future.」
こう言ってくれたのは、78歳のおじいちゃんでした。
植民地時代、10歳。
今でも当時に習った日本語の歌を覚えています
「うさぎうさぎ、何見て跳ねる~」
彼がきれいな日本語で歌うほど、悲しくなったのはなぜでしょう
なんか話がまとまっていませんが、言いたかったことが伝わっていればいいなと思います。
(インドネシア発 慶應義塾大学2年・堀井穂子)



よーこ :
2010年3月12日 at 1:09 AM
JOのよーこです^^
覚えてるかな??
私も今かずほとトルコに来てるんだ♪
インドネシアの方の寛容さ、常に前を向いている姿勢。
感動です。
また帰国したらいっぱい話聞かせてね!!
ほこ :
2010年3月12日 at 11:20 AM
もちのろん!
何故忘れることがありますか!笑
実はダイヤモンドブログの記事も毎回チェックしてるよ笑
帰ったらまた会おなあ!
語りきるにはきっと徹夜してもたらんで笑