TwitterアカウントNHK_PRがおもしろい3つの理由
Twitterをしていると、おもしろいアカウントをたくさん見つけることができます。
そうしたアカウントは、ユーモアたっぷりのつぶやきやためになるつぶやきを多くしてくれるものです。
そんな中の1つが、NHK広報局のTwitterアカウント、NHK_PRです。
企業アカウントを「おもしろい」と感じることはあまり多くないのですが、
それでも魅力的に思えてしまう理由を自分なりに分析し、3つにまとめました。
①”中の人”が見える
このアカウントの魅力は、NHKという企業がもつアカウントでありながらとても人間味があふれるつぶやきをしているところ。
「3時です。皆さんと私の「おやつタ〜イム」なうっ!」
「修造さんがボットだと教えて下さった皆様、ありがとうございました。ずっとお話ししてしまうところでした・・・・orz」
「ボット ノ ヒト タチ ハ ホントウ ニ ジドウ ナノ デショウ カ? ジャパン ノ ギジュツ スゴイ デース。」
などなど、NHKのマジメなイメージと反してユーモアたっぷりの楽しいつぶやきをしています。
こうしたつぶやきを目にしていると、自然に親近感も湧いてきます。
②他アカウントと頻繁に会話している
つぶやきの8割近くはコミュニケーションに費やしているのではないでしょうか。
自己紹介で「このアカウントはNHK情報の発信以外に、皆様との会話なども行うため、つぶやきが多めです」
と書かれていますが、言葉にに違わず他の人からの質問や要望(ときには冗談)に対しても丁寧にreplyしています。
gk_y「@NHK_PR 昨夜のNHKスペシャル再放送、いろいろ考えさせられました。続編か再々放送お願いします。」
NHK_PR「@gk_y 私はお約束はできませんが、たいへん大きな反響をお寄せ戴いておりますので、然るべき対応をさせていただく事になると思います」
しかも要望等の一部については、必要であれば局内の担当者に連絡している様子。
Twitterアカウントは視聴者の声が届く新しい窓口になっています。
③番宣も忘れない
もちろん、ただおしゃべりするだけではなく番組の宣伝もしっかり行っています。
「ニュースセブンなうっ!」
「もうすぐっ!ほらっ!とめはねっ!だよっ! どこまでがタイトルかわかるかな~?」
「まもなく大河ドラマ「龍馬伝」ぜよっ!」
ユーモアを交えつつ広報としてのお仕事も忘れてはいません。
また、「私が気になる今日の番組」として総合・教育・BS1・BS2・BS-hiの番組情報の紹介もしています。
TL上のこうしたつぶやきを見て気になった番組を視聴する人も少なからずいるのでは。
以上のように、担当の方がうまくTwitterを利用していることが分かります。
結果としてこのアカウントをフォローしている人の中でNHKの好感度も上がっているはず。
NHKは他にもTwitterアカウントを有している(参考http://www.nhk.or.jp/toppage/external_service/)そうですが、NHK_PRのフォロアー数が最も多いようです。
その数なんと20,000以上! NHK_PRは局内で最も成功しているアカウントと言えるのではないでしょうか。
一方で、NHKという企業が担当者に自由な発言を許していることにも注目すべきです。
ソーシャルメディアの企業利用には会社の理解と協力が必要です。
継続的に情報を発信する中で担当者が不意に失言をしかねないというリスクが常に付き纏うからです。
しかし、それを承知でなお視聴者とコミュニケーションを図ろうとするNHKの姿勢をここに見て取ることができます。
企業やその他団体によるTwitter利用には難しい点が多々あるのは事実です。
しかしこのNHK_PRの事例は、それぞれの組織がもっている事情や背景が違えども、
企業や団体によるTwitter利用において大いに参考になるのではないでしょうか。
一橋大学 山田学




しん :
2010年2月9日 at 8:43 AM
NHK_PRはおもしろいね!
僕もフォローしてみています。