あの漫画作品が生まれた場所はここ!~筑波大学現代視覚文化研究会

大ヒットした漫画『げんしけん』が生まれるヒントになった(!?)といわれるのが、筑波大学の「現代視覚文化研究会」(通称:現視研)です。実際の現視研も、漫画・アニメ・ゲーム・ライトノベルなど、サブカルチャーが大好きな学生たちが集った、とっても濃ゆ~いサークルでした!

 

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製本は赤字だけど、完成したときは涙もの!

 

「これは普通の本屋さんで売っているものなんですよね?」

大きなイベントごとに作るという、現視研手作りの会誌を見せてもらって、思わずそう聞いてしまった。表紙をみても、裏表紙をみても、どこかの出版社が出した本のように見える。クオリティが高く、とても学生が作っているとは思えない。製本は基本的に自分たちで行なうが、年1回だけ外注している。1回12万円かかり、そのときは完売したとしても少し赤字になってしまうそうだ。冊子を出すために、いつも活動に追われているという、そんな熱い創作魂をもった彼らの活動とは一体どういうものなのか。

 

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市販している雑誌と変わらないクオリティーの高さ!

 

常に協力し合う団体でありたい

 

現代視覚文化研究会とは、漫画・アニメ・ゲーム・小説など,現代日本を代表する文化に関心を持つメンバーたちによるサークル。特に筑波大の現代視覚文化研究会は有名で、会員数100名を超える、マンモスサークルである。

「1人ひとり、自分のやりたいことは違う。違っていて良い。現視研が、それを最大限にやらせてあげる場でありたい。」と会長の祐川元希さん(工学システム学類3年)が言うように、多種多様な媒体によるバラエティに富んだ創作活動はもちろんのこと、1人ひとりのアイデアを創作企画やイベント企画という形で、会員みんなで共同して念入りに仕上げる(collaborate + elaborate =celaborate!)して実現できるのが現視研のいいところであるという。10月の学園祭は、イベントや出版・企画などを成功させるために、団体としてみんなで協力し合う一大イベントであるそうだ。

 

 

部室に常駐する警備隊員!?

 

活動場所を通称BOXと呼ぶのだが、現視研にはBOX警備隊と呼ばれるほど、この場所で常に活動しているメンバーたちもいる。実際にBOXにいると、本にフィギュアにイラストに、さまざまな創作物が置いてあり、見ていて飽きることがない。アットホームな雰囲気で、和やかな空気が流れている。活動時間などに特に縛りはないので、サークル会館が空いている時間帯であれば常にふらっと寄れる居心地のいい場所だ。

 

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ここが活動場所であるBOXです!

  

活動を通して、自分の得意な分野に打ち込めるほか、編集技術が身に付いたり、プログラミングなどの勉強も自然とできる。物を一から作り上げることから得る経験を、学生生活でできることは滅多にないと思う。また、現視研からはプロの作家や、ガンダムのアニメ作品のプロデューサーも出ているそうで、大学生活の充実だけでなく、将来にもプラスになるような経験の場を与えてくれる団体であるのだと実感した。

 

DATA

名称:筑波大学現代視覚文化研究会

創立年:1976年

活動内容:漫画・小説・模型などの創作やライブ企画

活動:特に決まった活動日時はなし。文化系サークル棟2階で常に活動中

現在メンバー数:約100人(男女比:8:1)

代表:祐川元希(理工学群工学システム学類3年)

 

取材・文・写真:川村香南子(筑波大学3年)

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