聞き手 生田正治 プロフィール
日本郵政公社初代総裁、商船三井最高顧問(元会長)「課長昇進は同期よりも1人だけ2年も遅れているのです」。 正しいと思えば上に対して物おじせずに言う向こう気の強い性格。 理不尽なことにも負けずに、「自らのヴィジョンを常に掲げて仕事に専心した」。その結果、専務時代に世界初の外航海運アライアンスを成功させ、1994年同社社長に就任。 99年にはナビックスラインとの合併を自らまとめあげ、商船三井“躍進”の道筋をつけた。
2003年4月、小泉純一郎首相(当時)に強く請われて日本郵政公社初代総裁に就任。07年4月退任。 父の戦死と困難を乗り越え、サラリーマンのトップに上り詰めた人生は興味深い。 “カミソリ”の異名を持つ実力経営者だが、今は、若い人を応援する側にまわり、“好々爺”(こうこうや)を目指す。 57年、慶應義塾大学経済学部卒業。 同年三井船舶株式会社(現:商船三井)入社。 35(昭和10)年、兵庫県精道村(現:芦屋市)生まれの74歳。












